2008年10月4日土曜日

イギリスの映画誌「Empire」が選んだ"史上最高の映画500本"

イギリスの映画雑誌『Empire』が、読者1万人、ハリウッドの映画関係者150人、映画評論家50人に対して行ったアンケートの結果から、"The 500 Greatest Movies Of All Time(史上最高の映画500本)"をランキング形式で発表しています。
日本でも『Cut』あたりの雑誌でよく目にする内容ですが、前職がレンタルビデオ屋の僕としてはこういう特集はやはり気になります。こういった特集では、上位にランクされるのは大体いつも同じ作品なので、編集者の趣味が見え隠れする下位の作品たちに注目するとまた楽しめると思います。ちなみにトップ10は以下の通り。
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1位 ゴッドファーザー(72年)
2位 レイダース/失われた聖櫃(81年)
3位 スターウォーズ/帝国の逆襲(80年)
4位 ショーシャンクの空に(94年)
5位 ジョーズ(75年)
6位 グッドフェローズ(90年)
7位 地獄の黙示録(79年)
8位 雨に唄えば(52年)
9位 パルプ・フィクション(94年)
10位 ファイト・クラブ(99年)
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雑誌を作っているだけあって、ランキングの見せ方が洗練されているなと思いました。
ちなみに、見たことの無い作品も多いですが、ランキング内で個人的に好きな作品を挙げると大体こんな感じです。

下位の中では…
446位『ハイフィデリティ
443位『狼たちの午後
415位『ゾンビ』などなど。

上位の中では…
101位『赤ちゃん泥棒
52位『シャイニング
43位『ビッグ・リボウスキ
15位『ダークナイト
9位『パルプ・フィクション

また、邦画としては世界のクロサワが95位『用心棒』や50位『七人の侍』(←邦画で最高位)などでノミネート。小津監督も67位『東京物語』で顔を出したり、以外と言っては失礼か235位には『バトル・ロワイヤル』も入っていました。
余談ですが、映画のランキングとしては、"キネマ旬報ベスト・テン"に毎年僕は注目しています。こちらは各年毎に製作された作品を対象にベスト10を決めるのですが、今回発表された『Empire』誌の500本と併せて、まだ見ぬ素晴らしい作品を探してみてはいかがでしょうか。

映画って本当に…!

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